皆様 こんにちは!!筆跡アナリストのMIZUHOです。

今回は文字の濃さ、に関してです。

これまで余り注意していなかったのですが
周りで文字が極端に濃い人、薄い人見たことはないでしょうか??

 

筆跡心理学では文字の濃さに関して記載は特にありません。

が、気になったので自分で調べてみました。

 

なんとなく文字が薄い人は『欲がなさそう、自己主張が弱い?
濃い人は『ガッツがありそう・・』と何となく思って居ましたが・・

今回いくつかの文字の例を探し詳しく調べてみました。

薄い人

↑紀貫之 自筆原稿 文字が薄いです。

もともと筆圧が弱くて「読めないので濃く書いて」と言われる人もいます。

テストでは正解であっても先生が読めないと言うことがあり

折角合っているのになんて書いているのか?と疑問に思われたりしますね・・

太い鉛筆でも濃いインクでも、

線が細くて薄い字を書くのは昔からという人は自己主張が少なくてちょっとセンシティブな人です。

協調性はあるのですが、どちらかというと理性よりも感情が先に走ってしまうという面も持ち合わせているようです。

紀貫之の文字を例に出してみました。

紀貫之の文字

紀 貫之(き の つらゆき)は、

平安時代前期の歌人・貴族。

下野守・紀本道の孫。『古今和歌集』の選者の一人で、三十六歌仙の一人。

散文作品としては『土佐日記』がある。日本の日記文学で完本として伝存するものとしては最古のものであり、

その後の仮名日記文学や随筆、女流文学の発達に大きな影響を与えたといわれています。

男性ですが仮名日記文字や随筆を執筆しと言う点から考えてもセンシティブな面を持ち合わせているというのは納得できます。

濃い人

筆圧が濃い人ですと前にも取りあげた織田信長が挙げられます。

織田 信長(おだ のぶなが)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての戦国大名。豊臣秀吉、徳川家康と並び

三英傑の一人と言われます。
織田信長といえば泣かないホトトギスは殺してしまう、

という言葉は有名ですが実際はどうだったのでしょうか?


↑織田信長 自筆の書 豪快な性格

力強い筆致で書いた織田信長の筆致は、いわゆる草書であり

全体の文字が途切れることなく連綿と続いていることから、強連綿型と呼ばれます。

筆圧が高く、実線と次の文字へとつながる線の太さが変わらないほど太いのが特徴と言えます。

とても自信家で、自己主張が高そうなイメージがあります。

 

筆圧を変えてみましょう♪

皆様も言いたいことがあったりしても言えないとき、

文字が薄いと言うことが多いです。

文字を濃く、はっきり書くと言うことがお勧めです。

逆に濃すぎると言う方、手に力が入りすぎている可能性がありますので

ペンをふんわりと持つようにしていくと、

自己主張が弱くなり、協調性のある性格へと改善できるかもしれません。

皆様も是非お試しください。

#筆跡心理学 #筆跡カウンセラー