こんにちは。筆跡アナリスト講師のMIZUHOです。
9月29日に大麻取締法違反容疑で逮捕されていた俳優の伊勢谷友介さんが直筆で謝罪文を出されました。
謝罪文の中でも私は上手な文字とは対照的な
文字と文字の間隔がバラバラという点に着目して
検証してみました。
文字と文字の間隔がバラバラとは?
丁寧な筆致で落ち着いて書いており、全体の文字としては
美しく書かれています、
ですが文字と文字の間隔が行によって少し
ばらつきがあると感じました。
![](https://graphologie-jp.com/wp-content/uploads/s-IMG_20201012_134952-216x300.jpg)
このような文字の特徴を行ブレ型と呼びます。
主だった特徴としては
突発的なこと(事件など)をしてしまう傾向が強いといわれています。
犯罪なども細かく見てみるといわゆる
計画的な犯行と、無計画な犯行に分かれますよね。
計画的な犯行は綿密な計算に基づいて行われるので、調査しても、
証拠が出にくいという特徴が
あげられます。一方無計画な犯行は、行き当たりばったり、思い付きでやってしまった
ついやってしまった、ということが挙げられます。
上記の点から考察しますと・・
おそらくバレないだろう、という軽い気持ちで大麻に手を出してしまったのではないか
と感じました。
犯罪史の中でも計画性を感じられない事件の犯人の文字は
文字の間がバラバラであることがとても多いです。
和歌山カレー毒物事件の
林真須美死刑囚の文字にも同じような
特徴が挙げられます。
友人と気が付かないうちに喧嘩してしまう、
突発的な行動が多いという方にも
見られる特徴です。
できる限り読みやすい間隔で書くのが望ましいとされています。
ご自身でも文字を書くことで簡単に確認できますので
やってみてください!