先日世間を震撼させたある事件の犯人の文字を

 

見てみましょう。

(事件の概要)

 平成28年7月26日午前2時頃、指定管理施設である津久井やまゆり園において、同園の元職員である植松聖(うえまつ さとし)(26歳)が施設のガラスを割って侵入し、施設の利用者男女が刺され、男女19人が死亡、男女26人が負傷(うち2名は職員)しました。
 当日、津久井やまゆり園には、入所者149名、短期入所者8名、計157名の利用者が在園していました。
 被疑者は、逃走した後、津久井警察署に自家用車で出頭し、自分がやったと自供し、血痕が付着した包丁やナイフを所持していたことから、捜査を実施し、現場で建造物侵入並びに殺人未遂で緊急逮捕したとのことです。
 被疑者は、28年2月19日まで、津久井やまゆり園に常勤職員として勤務していました。

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実は事件の少し前に衆議院 議長あてに直筆の手紙を送ったとされています。

3行目の議長という文字ですがとても独特な文字を書いています。

このように(その人しか書かない独特の形の文字を書くタイプ)

を異能型と呼び、多くの犯罪者の文字で見られます。

物事に対して極めて主観的な判断をしていると考えられます。

又、ハネが文字にないのが特徴です。

若者に多い文字として挙げられます。

特徴としては手早いですが、やや責任感にかけるということが

挙げられます。

 

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s-unnamed (1)

又刃物運型が多くあらわれてくるのも特徴です。

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『木』のように、4画目が2画目を鋭く切断した部分のことを『刃物運型』といいますが、この筆跡特徴をもつ人は、細かい違いによく気が付く上、それを指摘しないと気がすまないタイプ。他人が傷つくのも恐れず、ズバズバとした歯切れのいい物言いが特徴。

物事をバッサリ切ることに躊躇がない、白黒きっちりしていたいという深層心理が働いています。