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こんにちは。講師のMizuhoです。

本日は織田信長の文字に関して取りあげます。

 

織田 信長(おだ のぶなが)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての戦国大名。豊臣秀吉、徳川家康と並び

三英傑の一人と言われます。

織田信長といえば泣かないホトトギスは殺してしまう、

という言葉は有名ですが実際はどうだったのでしょうか?

織田信長の基本的性格1、豪快な性格

力強い筆致で書いた織田信長の筆致は、いわゆる草書であり

全体の文字が途切れることなく連綿と続いていることから、強連綿型と呼ばれます。

筆圧が高く、実線と次の文字へとつながる線の太さが変わらないほど太いのが特徴と言えます。

織田信長の基本的性格2、神経質な性格?

又、縦線が長いという特徴(物事に神経質にこだわる、貴族的な性格)、

やや書き急いでいるような文字を好んで書くということが挙げられます。

信長についても記述のある「日本史」を残したルイス・フロイスによると織田信長は「長身、痩躯で、髭は少なく、声は甲高い。常に武技を好み粗野。酒をほとんど嗜まない」と記されています。
長身で痩躯、その上声が甲高いというとイメージとしては何か神経質そうな感じですよね。

織田信長は自信家で、運動神経がよく、神経質、せっかちな性格だったのではないか

ということが伺えます。

正直、織田信長のイメージとかなり近い感じがしました。

織田信長の基本的性格3、アイデア力がある。

 

一方興味深いのは転折という折れ曲がる箇所が丸い、ということも挙げられアイデアにあふれる、融通の利く性格であったのでは?と感じました。

実際に信長は楽しいことも好きだったようで、相撲の大会を開いたり、安土城をライトアップして城下町の人々を楽しませたりと

信長自らが主宰・参加して楽しんでいたようです。